皆さん知っていますか?
「膝痛」の推定患者数は全国で約1000万人と言われています。
最近では、正しい歩き方ができていない若年層も多く
膝痛予備軍は年齢を超えて増え続けている状況です。
でも、なぜ「膝痛」が起きるのでしょうか?
たくさんの原因はありますがいくつかあげると・・・
・加齢による骨の新陳代謝の低下
・軟骨へのストレス
・肥満
・脚の冷えによる筋、靭帯の収縮
・O脚、X脚
・ケガの後遺症
・過度の運動、仕事による膝へ負担
・筋力の低下 などです。
特に膝の内側にある筋肉が弱くなってきますと
膝関節が不安定となり、膝痛の原因となります。
「立ち上がる時に痛い」、「階段の下りや歩き出しの時に痛い」というのは
ほとんどが膝の内側の軟骨がすり減ってしまい
骨同士が接触しやすくなってしまうことで炎症、骨の位置がズレて痛みがおきたりします。
膝痛は主に女性に多くおきます。
これは、男性よりも筋肉量少ない、基礎代謝が低下しやすいため太りやすい
ホルモンの分泌低下により骨が弱くなるなどの影響によります。
膝痛の予防として
①正しい歩き方の習慣づける
正しい歩き方とは、前に脚を出したときに膝が伸びていること。
前足はかかとから着いて、後ろ足は親指の拇趾でしっかり蹴りだします。
歩幅は大きく歩くイメージです。
②とっても簡単!お尻、太ももの前、内側のトレーニング!
・お尻の強化・
仰向けに寝て、片足は膝を軽く曲げ床につけて
もう片方の足は膝を伸ばしてまっすぐ足を上げたまま
お尻を持ち上げて三秒キープ。
これを三回、左右の脚で行います。
・太ももの前側の強化・
仰向けに寝て、片足は膝を軽く曲げ床につけて
もう片方の足は膝を伸ばしたままあげ
この状態で膝の曲げ伸ばしを五回~十回程行います。
・太ももの内側の強化・
まっすぐ立った姿勢で両膝の間に
クッション、折りたたんだタオルをなどを
はさんで、内ももに力を入れて三秒間キープ。
これを三~五回繰り返します。
日常生活で少しでも気を付けていただくだけで
膝への負担は軽減していきます。
皆様も試してはいかがでしょうか。。
たかの接骨院・整体院